これ(内申点を上げる」とは、主に公立中学校に通い、高校受験を目指して勉強する生徒の皆さんを念頭にして伝えるべき簡潔且つ的を絞ったメッセージです。
一口に内申点を上げると言っても、そのためには一過性の努力だけではどうにもならない現実があります。
そもそも内申点とは何かと考え、これが「通信簿」、或いは「成績表」であることをわきまえれば、そこには単にテストの点数がよいとか悪いとかいった一面的なものだけではなく、提出物の完成度や提出期限の遵守の具合、日常の学習態度、社会性などといった性格面や行動面の評価などが複雑に絡み合い、総合的に積み上げられたものの表れであることが分かります。
勿論テストの点がよいに越したことはありませんが、しかしやはり考えれば、ここに挙げたその他もろもろの要素がしっかりと絡み合って日常生活の中で 営まれていなければ、一回二回のテストはともかく、連続して良い点を取り続けることは困難ですよね。
言ってみれば、生活の中身そのものを変えていかなければ長いスパンで好結果を出し続けることは不可能とも言え、そのために何をするか、何が出来るかが生徒本人にも、そのご家族にも、そして通う学習塾にも問われ、求められているのだと思います。
では、内申点がよければ、仮にそうではなかった場合に比べ、何がどう違ってくるのでしょうか。
まず、高校受験の際、志望校選択の幅が格段に拡がります。
前期選抜にも後期選抜にもこのことは言え、そしてこのことは決定的な優位性を自分自身に与えてくれます。
これは、しかし公立高校にのみ言えることではなく、私立高校の場合にも言えることで 、専願であろうと併願であろうと、自分が志望する学校に関して、そこに横槍を入れられることなくそれを貫けるというのは、この「内申点の保持」の決定的に有利なポイントの一つです。
特に神奈川県の受験制度の場合には、学校にもよりますが、他府県の制度に比べて内申点の占める割合が高く、実質的にこれらが出される中学2年生の時点から高校入試が始まっているといっても過言ではありません。
ACSアカデミーでは、単に(敢えて単に、と言いますが)目先の授業をやって満足するのではなく、生徒の普段の生活の中に勉強或いは学習をどう位置付け、そして実際の行動としてこれをやっていくかに力点を置いた指導をします。
「指導」といいましたが、これは指導というよりも、むしろ「共同作業」「共同歩調」と言った方が適切かもしれません。生徒と一緒になってやっていく気になれなければ、その生活の中にどう勉強や学習を位置づけ実行していくかなどを論じることは出来ませんし、それをやるからには、これはもう「共同」ですよね。
そして、「内申点が良い(高い)]というのは、今ここで書いたもろもろの事が上手くかみ合っていることの証拠であるとも言え、そらはそのまま規則正く学習生活が営まれていることを意味しているのであって、高校受験の時だけこれが有利に働くというのではなく、例えば最近では主流の一つになろうとしている有力大学のAO入試に際しても大いに有効な役割を果たします。
いずれにしても、本来こうしたことを念頭に置気、勉強或いは学習というものを正しい形で生活の中に組み込んだ日々を送れれば理想的なのですが、現実にはまだ大人の分別を持ち得ない年齢の生徒たちにそれを求めるのには限度が在るでしょう。
その部分は、私達ACSアカデミーが、講師たちが責任持ってことに当たり、「共同で」これを実行していきます。
そこが、単なる学習指導とACSアカデミーの指導法との決定的な違いです。
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